医学生・研修生の皆様へ
石巻市立病院は2011年 東日本大震災で津波の被害を受け、その機能を停止し2016年9月に再建されました。病院再建までの間、東北最大の仮設住宅群の中心部に開設された開成仮診療所※1で診療を行い、医療はもちろん、被災地特有のメンタルケア、地域づくり、地域包括ケアの構築、多職種連携・協働など、地域医療や家庭医療専門医、総合診療専門医にとって必要とされる様々なことを経験してきました。 現在当院では急性期から慢性期の病院医療および在宅医療を提供しており、また市立診療所※2での外来診療・在宅医療・施設ケア、石巻市ささえあいセンターでの地域包括ケアの取り組みなど幅広い研修を行うことができます。初期研修終了後に当院で3年間のプログラムを終了すれば家庭医療専門医、総合診療専門医が取得できます。医学生、初期研修向けの地域医療研修も提供しています。興味のある方は随時見学も受付しておりますので、下記までご連絡ください。
※1 開成仮診療所 2019年5月31日 業務終了
※2 現在は石巻市立雄勝診療所での研修を提供中